DX Strategy

ODAJIのDX戦略

合同会社ODAJIが、自社の経営で取り組んでいるDX(デジタルトランスフォーメーション)の方針と戦略です。

代表メッセージ

AIとデータで、小さな会社の可能性を広げる

合同会社ODAJI 代表社員 小田島 耕治

生成AIの進化で、調査も、文章も、事務も、少ない人数でこなせる時代になりました。私はこれを、小さな会社にとっての好機だと考えています。

ODAJIは、代表一人の会社です。だからこそ、日々の業務をAIと自動化の仕組みで運営し、知識をデータとして蓄え、品質を仕組みで保つことに、自社の経営として取り組んでいます。うまくいったことも、失敗したことも、記録に残しています。

自分で使って確かめたものだけを、お客様にお届けする。それがODAJIの約束です。小さな会社でも、大企業と肩を並べて価値を出せる。そのことを、まず自社の経営で実証し、中小企業の皆さまの変革に役立ててまいります。

環境の認識

生成AIとAIエージェントの進化により、調査、執筆、事務、開発といった知識労働を、少人数でも担えるようになりました。一方で、知識を伝えるだけの研修やコンサルティングは価値が下がり、自社で実装して運用した経験と、現場に定着させる力が問われるようになっています。

ODAJIにとって、この変化は機会でもあり、リスクでもあります。AIとデータを自社の経営に組み込めば、代表一人の会社でも、組織に近い生産力を持てます。組み込めなければ、提供する価値はAIに置き換えられていきます。

経営ビジョン

AIとデータを使いこなし、小さな会社でも大企業と肩を並べて価値を出せることを、自社の経営で実証する。その実践を、中小企業の変革に役立てる。

ビジネスモデルの方向性

ODAJIは、DX・AIとグローバルの二つの軸で、企業の現場の変革を支援しています。どちらの事業も、次の3つの方向で運営します。

  1. 自社の業務(情報収集、知識の管理、コンテンツ制作、営業、会計、監視)を、AIと自動化を前提に組み立て、少人数で高い生産性を実現する。
  2. 自社の運用で蓄積したデータ(運用の記録、失敗と改善の事例、実測値)を、支援サービス、研修、診断ツール、ニュースレター、書籍の内容に変える。
  3. 蓄積した知識データベースを使い、提案と制作の質と速度を高める。

DX戦略(4つの柱)

経営ビジョンとビジネスモデルの方向性を実現するために、次の4つの柱で取り組んでいます。

柱1 知識をデータとして蓄え、AIで活用する

取組
AIの最新技術と事例、異文化理解などの記事を毎日自動で集めて要約し、データベースに登録しています。記事、事例、過去の原稿など約1万1千件の社内知識を、AIで検索できる基盤を運用しています。キーワードが一致しなくても、内容の近い知識を探し出せます。
自社の変革
個人の記憶に頼る仕事から、蓄えたデータと根拠に基づいて提案書、記事、研修資料を作る仕事へ変えています。

柱2 定型の業務を自動化する

取組
情報収集、営業案件の探索と選別、入金の確認、月次の損益レポートの作成、発信の作業を、自動化ワークフローで実行しています。
自社の変革
代表一人で担える業務の範囲を広げ、人は判断とお客様との対話に時間を使います。

柱3 AIとの協働を標準化し、品質を仕組みで保つ

取組
業務ごとの手順書、運用ルール、プログラムによる自動の確認、人が承認する操作の範囲を定めています。運用の記録をもとに、毎週と毎月、運用ルールを見直しています。
自社の変革
品質を、個人の注意力ではなく、仕組みと記録で保ちます。

柱4 自社の実践を、サービスと発信に変える

取組
運用の記録、失敗と改善の事例、実測値を蓄積し、支援サービス、診断ツール、ニュースレター、書籍の内容にしています。
自社の変革
自社で使って確かめたものだけを提供する事業の形にしています。

構築し、運用している仕組みの一覧は、実績のページに掲載しています。

推進体制と人材

推進体制

  • 代表社員が、DX推進の責任者として、戦略の策定、実行、見直しを統括します。
  • 実務は、AIツールと自動化の基盤が担います。取り返しのつかない操作(削除、外部への送信、公開)は、代表が承認してから実行します。
  • 専門分野は、外部の専門家や協業先と連携して進めます。

人材の育成と確保

  • 育成:代表自身が、AIの最新情報を毎日収集し、運用ルールを毎月更新することで、知識と技能を更新し続けます。
  • 確保:外部の専門家や協業先との連携を広げます。あわせて、業務の手順書と知識データベースを整備し、新しく人を迎えたときに、短期間で業務を担える状態にしておきます。

ITシステム環境の整備

  • 業務で扱う情報は、原則としてデジタルデータで管理します。紙や個人の記憶に頼らず、蓄えたデータをAIと自動化の仕組みから使える状態に保ちます。
  • クラウドサービスを中心に構成します(データベース、文書管理、社内知識のAI検索基盤、自社のサーバーで運用する自動化ツール)。
  • 生成AIとAIエージェントを、業務の標準ツールとして使います。
  • すべての自動化の仕組みを、毎朝30項目で自動点検します。業務データは、毎日バックアップします。
  • 自動化ワークフローを変更するときは、変更前の状態を保存し、変更の内容を自動で検査してから反映します。
  • AIツールとクラウドサービスの利用に、継続して予算を確保します。

情報セキュリティについては、情報セキュリティ基本方針を定めています。

成果指標

DX戦略の達成度を、次の指標で測ります。

柱指標現状目標(2027年3月末)
柱1AIで検索できる社内知識の件数10,987件(2026年9月26日時点)15,000件
柱1自動で収集、要約、登録する記事の数1日 約60件(2026年9月12〜26日の実行記録)1日 約60件を維持
柱2運用している自動化と省力化の仕組みの数59(10分野。2026年10月時点)70
柱3運用ルールの定期的な見直し毎週と毎月、実施している継続して実施
柱4自社の実践をもとに発行するニュースレターの購読者数1,044人(2026年10月11日時点)1,500人
柱4自社の実践をもとに公開している診断ツールの数2(AI活用現在地診断、DX現在地診断)3

本戦略は、2026年10月11日の代表社員の決定に基づき、公表しています。

制定日:2026年10月11日
合同会社ODAJI 代表社員 小田島 耕治